この記事は5分ほどで読めます。

モネロ及び匿名性暗号通貨とブロックチェーン

モネロ及び匿名性暗号通貨とブロックチェーンの画像

ビットコインやイーサリアムはブロックチェーンによる取引記録の閲覧・確認が可能な為透明性が高く、かつその公開鍵は誰のものは判らないので、ある程度の匿名性を得ています。

簡単に言うと、コインを送金した際に送金口座ははわかりますが、送金口座の保有者は取引所内で発行されたものでなければ誰か特定がされにくいことです。

しかし中にはもっと匿名性を上げてほしい、送金口座すらだれからかは周囲からは不明になるような通貨が欲しい、と望んでいる人も存在します。

存在すると言うことは、何処かで実際に作る人も出てくるということです。モネロコインはそういった高い匿名性に希望を持つ人に多く利用されている仮想通貨です。


スポンサードリンク







リング署名により匿名性を上げる仮想通貨

モネロには匿名性を持つために2つの機能が実装されています。

そのうちの一つリング署名は、通常1取引に対し1取引で記入する取引履歴を、1つの取引を複数に分けた上で複数名の取引をまとめて記入したものを1グループとし、さらに複数のグループを組み合わせてから確認を取ることで、ブロックチェーン上での履歴の追跡や特定を困難にすることを指しています。

リング署名は、Bytecoinと言う仮想通貨で最初に取り入れられましたが、初期の配布等に不公平があっとことと、システムを一部改良して使用するためにMoneroコインが生まれました。

プライバシー保護としてもう一点、ステルスアドレスとも言われるシステムがあります。

これは送金や入金の際に1回限りのアドレスが作成され、実際に仮想通貨を保管するアドレスに移動した後は最初に作成されたアドレスとリンクすることができなくなるようにされており、これによりさらに追跡されにくくなるようにされています。

公開直後から10分の1にまで価格を落としてからと、現在の価格

モネロコインは14年5月に上場してから一時的に500円を超えましたが、仮想通貨の冬の時代・空白の2年と言われている間は価格が50円台になることもありました。

しかしその後ダークサイトで匿名性が注目され、決済通貨として採用するマーケットが増えてきたことにより価格が高騰。

また2017年度は有名取引所に上場すれば価格も上がると言われている中で大手の取引所に上場することにより、さらに値段を上げてきました。

アルトコインチャート(モネロコインのチャート画像)
moneroコイン チャート画像
参考元:coingecko.com

現在は32000円台となっております。

筆者は仮想通貨全体の時価総額は将来的に1月の高騰時よりも高くなると考えているので、匿名性の高い仮想通貨を好むのでしたら狙ってみても良いのかもしれませんが、将来的に日本の取引所で利用したいと考えている方にはお薦めできません。

これは上述したダークサイトとの関係にあります。

匿名性の高いアルトコインは悪用されやすく、金融庁からの認可が下りない可能性

coincheckが正式に交換業者として登録されない理由は、流出事件があってから取り扱い通貨の問題よりも、システムの管理体制・分別管理に対する問題が強いのではと言われるようになっていますが、それまでは匿名仮想通貨と言われるモネロ(Monero)・ゼットキャッシュ(Zcash)・ダッシュ(Dash)が資金洗浄などに使われる可能性があるため、認可が通らないといった見解がされていました。

どちらが正解なのかという点については金融庁もcoincheckも明言していない為、あくまでも噂でしかありませんが、取引履歴を監視し合おうとする当初のブロックチェーンのあり方とは異なり、ダークサイト・アングラサイトで利用が多いという点を考えると、認可が遅れているのは仕方の無いことかと考えられます。


スポンサードリンク







モネロコインを取り扱う取引所と買い方

coincheckが現在アルトコインに関する送金・入金・売買を停止しているため、日本の取引所での購入はkrakenのみとなります。

海外ではBinanceやBitfinexなど世界有数の取引所で取り扱いがあります。海外取引所では日本円が利用できませんので、日本の取引所でビットコインやイーサリアムを購入後、海外取引所に送金→モネロ購入が一般的な流れになります。

他の方法ですと、日本の取引所で購入した仮想通貨をchangelly.comという両替所を仲介してモネロを海外取引所や、ウォレット口座に入金させる事が可能です。

このchangellyは各取引所の手数料によって、仲介したほうが安く通貨を手に入れることが出来ますが、まれに両替にfailed(失敗)することもありますので、対応に困ったときにサポートに問い合わせる勇気がないと言う場合は利用せず、一般的な方法を取りましょう。

ブロックチェーン技術に上乗せすることで新しい技術や仮想通貨が生まれる。

ブロックチェーンのあり方とは異なると記載しましたが、モネロ(Monero)もまたブロックチェーン技術の上に存在する仮想通貨です。

ビットコインを始めとした仮想通貨はそれぞれ主な特徴を持つものが増えてきており、ビットコインやダッシュのような通貨は「決済」系と呼ばれています。

しかし中にはアプリやゲームといったシステムの基礎に出来るようにブロックチェーンに別のシステムを組み込むことによって別の利用を目的とした仮想通貨もあります。

一番有名なコインがイーサリアムで、これには「スマートコントラクト」と呼ばれる契約内容を記録・自動的に実行出来るシステムがブロックチェーン上に実装されています。

またブロックチェーンの電子署名を更に応用したマルチシグ機能はモネロも最近追加したシステムです。
技術の発展は既存の通貨も進化させますので、上場された仮想通貨でも気は抜けないということでしょう。

ブロックチェーンの技術を応用したアプリケーションの開発

※上記バナーは最短ですと、たったの4週間で「ブロックチェーン」を「応用したアプリが開発」できるという、オンラインの学習プログラムです。現役のエンジニアに毎日質問ができるので、少しでもブロックチェーンの技術や仮想通貨関連に興味がある方は、ぜひ一度御覧になられてはと思います。

こちらもお読みください【オススメの関連記事】