先日株式会社ASEC PROJECT PARTNERSの講習会に参加させて頂きました。
内容につきましては後日新しい資料が公開され、その中で講習会の内容についても触れるとの事でした。
記事にすることは控えさせていただきますが、大変有意義な情報を教えて頂いたということだけお伝えさせて頂きます。
タイの現状と経済
タイ王国では現在、ゆるやかな経済成長が続いております。
コインはバーツと呼ばれており、17年8月現在は1バーツ=約3.3円で、だいたい3円~4円ほどで安定しております。
首都のバンコクでは列車が環状線のような状態で開発が進んでおりますが、
この経済成長の恩恵を受けている人間は一部にとどまっております。
また、第一次産業などに重視している多くの人間はしっかりとした教育を受けられていないために、
より生産性の高い仕事へ従事することが難しくなっています。
貧困の中で進むスマートフォンの普及
物価が安いなか、急速にすすんでいるのがスマホの普及率です。
グーグルの調査によると、16年10月の調査では米国とほぼ同水準の72%がスマホを利用している事がわかりました。
またそれによりSNSを通じた商品購入の割合も増えており、特に女性の利用が多いようです。
スマホ利用とともに、現在タイランドでは電子マネーの利用が急速に広まっています。
首都バンコクでは高架鉄道BTSが発行する「ラビットカード」が電子マネーとしても利用できるようになってきており
地下鉄MRTではMRTカードがあります。その他にも電子マネーは普及しており、
今年のはじめにはタイの電子マネー決済額は、前年よりも20%以上増加するだろうという見通しが建てられているほどです。
カセー氏が貧困問題の解決の為に発行するのがASECコインです
しかし、以前としてタイを含む東南アジアの貧困問題は存在したままです。
この解決の為にdr.カセー氏はASEC関連事業の利益の一部を奨学金制度の支援に利用し、教育格差の解消、
それにより貧困問題を解消したいと考えているようです。
このASEC関連事業の決済通貨として使用される予定となっているのがASECコインであり、ブロックチェーンのシステムを構築中と言われています。
カセー・チャナオン氏が人生最後のプロジェクトに選んだ貧困救済
dr.カセー氏は、このASECプロジェクトを
何があっても成功に導くように前進していく
とお話していたそうです。
数々の要職を担い、医師としても、また国会議員としてもASEAN各国に貢献してきた経歴があるため
協力者の方々からの信頼も絶大となっております。