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現在の仮想通貨の暴落について(9月14日)

先週末からのあまり良くないニュースにより仮想通貨全体の時価総額が下がっています。
一時期は1,500億ドルを突破していましたが、現在は1,330億ドルまで落ち込んでいます。
今回はこれらの下落についてのニュースの簡単なまとめと、暴落し切らない理由についても少し書いて行きたいと思います。

中国でICOの禁止

これは以前の記事「常に変動している仮想通貨」でも取り上げさせて頂いていましたが、
9月6日に中国の中央銀行(中国人民銀行)が国内でのICO(イニシャル・コイン・オファリング)を禁止するという報道がありました。
ICOについては、新規上場株式をご存知の方でしたら解りやすいと思います。仮想通貨で資金調達をする方法として様々な企業が利用していました。

*ICOとは

独自の仮想通貨を発行・販売することで投資家からビットコイン等他の仮想通貨で資金調達を行う仕組みです。ICOにはホワイトペーパーと呼ばれる事業計画や、ロードマップが書かれた内容の他、
開発状況を公開している企業も少なくないので確認することも可能です。
しかし、このICOの中には悪質なプロジェクトも多く存在し、今回の中国でも禁止もICOでの犯罪を防ぐ意味合いがありますが、一番は人民元の海外への流出を防ぐ為と言われています。

取引所の停止を報道する記事も

9日には中国の取引所が閉鎖するという話も出てきました。
しかし、同日には中国の大手取引所3社から否定の声明が発表されています。
(参考元:https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC09H1A_Z00C17A9EA2000/)
現在も取引所閉鎖の噂は残っていますが、信憑性については、そこまで強く言われなくなってきています。
ただし、ICO禁止にあたり、現状よりも規制が強くなる可能性は否定できません。

また、この規制については10月に開催される「中国共産党大会」以降に改めて方針が決定される可能性もあると言われています。

14日現在も仮想通貨のチャートが停滞している件については、別の要因もございます。

アメリカの大手銀行JPモルガン・チェースのCEOの発言

(参考元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-12/OW6USK6KLVR401)
JPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏は、元々2014年の時点からビットコインについて否定的な意見を持っている方でした。その為、価格高騰をしている点からも強く意見されたのでしょう。
しかし、ブロックチェーン技術の活用については前向きに検討しており、実際イーサリアムの仕組みをプラットフォームとして特化された技術として利用する為、イーサリアムの企業連合に参加しています。

上記の発言が流れてさらに仮想通貨は下落しましたが、市場全体としてはそこまで強く売りに出されている気配はありません。
むしろ、これからもう一度価格が下がった後に、さらなる暴騰が来るのでは、と予測されている人も多く存在します。

そんな中、仮想通貨関連を導入する予定の企業も

国内取引所ではアルトコインの取扱企業を増加する企業も

GMOコイン(https://coin.z.com/jp/)では年内に新たに5通貨を販売開始
9月下旬にイーサリアム・ビットコインキャッシュ
10月にライトコイン・イーサリアムクラシック
11月にリップルの取扱いを開始するとニュースリリースが出ています。
大手取引所が既に上記のアルトコインを取扱い開始しているのでそれを追従する形になります。

日本国内の企業が仮想通貨マイニング事業へ参入

GMO・DMMそれぞれが参加を発表。DMMはマイニングプールの運営に参加するとの発表がありました。
将来的にはクラウドマイニングもしたいと言われていたそうなので、今まで海外などのクラウドマイニングを利用して辛酸を嘗めていた方には喜ばしいニュースなのではないでしょうか。

10月からは仮想通貨取引所の監視強化

(参考元:https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC12H2S_S7A910C1EE9000/)
記事内では「30人規模の専門チーム」を設けるとありますが、記事を読む限りではICO(クラウドセール)等への対応については想定していなかっとされています。
とはいえ、取引所が管理されることで、悪質な取引所を選択するリスクが減るのは新規参入者獲得には好材料と言えます。

近日イーサリアムは新規のシステム、メトロポリスをテスト予定。問題がなければ10月から運用が開始される。

このアップデートにより、イーサリアムのプログラムを使ったアプリケーションの作成が現行よりも簡素化されるため、イーサリアム自体の価格も上昇するだろうと言われています。
ただ、イーサリアムは現状ビットコインと平行してチャートが変動することが多いので、投資家が希望するような上昇をするかはわかりません。

好材料はまだまだ。チャートも変動が多いので目が離せません。

三菱東京UFJ銀行独自の仮想通貨、「MUFGコイン」も来春に一般公開を予定されています。
電子マネーなどの普及もあり法定通貨での支払いも減ってきている現在、仮想通貨がこのまま消えるということは無いと思われます。

投資としての価値としても現状のままとは思えませんが、現状を冷静に見つめるためにも拾える情報から自分で取捨選択して、現状のままでいるか、新たな資金のために動くか考えてみてください。


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